赤阪隆史先生から代表世話人を引き継ぐことに際し、あいさつ申し上げます。

2007年に血管内光干渉断層法（Optical Coherence Tomography：OCT、Optical Frequency Domain Imaging：OFDI）は薬事承認され、2008年からは保険が適用され、早くも15年が経過いたしました。本適用に合わせ日本血管内OCT/OFDI研究会が発足し多くの臨床研究や症例発表が行われ、OCT/OFDIは冠動脈疾患の病態解明やPCIの予後改善に貢献してきました。今後、OCT/OFDIのソフトウェアーの改良、光エンジンやカテーテル性能の向上、IVUSとの共用カテーテルの開発等が期待され、PCIガイドで、最大限にこの有用性を活かすことが期待されます。

日本血管内OCT/OFDI研究会では、年2回の研究会を通じOCT/OFDIの基本的な知識から最新の情報までを共有し、さらなる発展に寄与することを目的としております。さらに、ホームページでは、OCT/OFDIに関連する多くの情報、研究会、ワークショップをリンクさせる予定です。OCT/OFDIに興味を持たれている医師のみならず、技師、医療業界の方々に会員登録をいただき、この研究会を発展させていければと存じます。皆さんの積極的な参加をよろしくお願いいたします。

日本血管内OCT/OFDI研究会　代表世話人
志手淳也