繊維性プラーク
線維成分に富み、境界が不明瞭で内部は均一な高輝度領域として描出される。
脂質性プラーク
境界が不明瞭で内部は不均一な低輝度領域として描出される。脂質コアは線維性被膜との境界も不明瞭であり、その背側はOCTシグナルの減衰のため血管壁の観察は困難である。
石灰化プラーク
周囲との境界が明瞭な低輝度領域として描出される。OCTシグナルは石灰化病変を通過するためその背側の観察が可能である。
血栓性病変
血栓は血管内膜の表層から内腔に突出した像として描出される。赤色血栓は、後方へのOCTシグナルの減衰が著しい。白色血栓は、後方へのOCTシグナルの減衰が軽微である。
ステント
高輝度。ストラット表面のみが可視化される。シャドーをともなう。
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